KAMAJYAのTAKEZOO帝国

GT船「KAMAJYA」船長TAKEZOOのブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

カジキのすすめ 実際編

前回のブログアップでスピニングマーリンで、「GTアングラーなら手軽にできるよ。やってみよう」という内容を書いていました。
今回は、より具体的に実際のところを掘り下げてみたいと思います。

昨日、スピニングマーリンでタイムリーにキャッチできました(^^ゞ
重量がまだ正確に出ていないのですが、尾叉長で270センチを超えているので、120キロ以上じゃないかなと思うんですが^^;まあ、いいサイズでした。

さて、スピニングマーリンですが、通常のカジキのトローリングと同じところもあれば、全く違うところもあります。

まずは、タックル編です。
使うロッドは、絶対にショートロッドの強力なスピニングロッドです。ちなみに僕は・・・
DSC_0226 (1) (端の2本)
昔のジギングロッドですが、フィッシャーマン社製の
「モンスター」と「モンスターツナ」という
DSC_0227 (1) 
いずれもショートの強力なジギングロッドを使用しています。間違ってもGTロッドでは全くダメです。
リフト力が必要なので、とてもGTロッドでリフトできるような魚ではありません。
もちろん、専用ロッド
ピラール
などがあれば尚良いのですが、僕は以前ミクロネシアでイソマグロ狙い用に準備していたジギングロッドを代用しています。

続いて、リールです。
最高なのは・・・
シマノであれば、
ステラ30000が最高です。まさにスピニングマーリンの為のリール。
但し、このサイズはGTフィッシングで使うものではありませんし、多くのGTアングラーが持っているリールを活用することを考えると・・・
ステラ18000番か20000番(どちらもボディは共通)ということになります。
これに、PE6号のラインを18000番であれば400m、20000番であれば500m巻けます。
残念ながら、14000番クラスでは不可能です。よって、シマノで対応できるのはステラのみとなります。
ダイワであれば、
更に選択肢は広がります。
ソルティガ、又はキャタリナ。リールのボディはどちらもOKです。
これにスプールですが6500番以上であれば全てOKです。ちなみに6500番でPE6号が400m入ります。
これらのリールがあれば、スピニングマーリンのスタートラインに立つことができます。

ここで、良く5号でラインキャパを稼いだ方が良いのではないか・・・ということをご質問いただくことがあります。これに対しては、僕は否定的です。なぜなら、カジキがヒットした瞬間の衝撃は相当なもので、これまでに5号のスプールで挑戦してた時は、何度もヒットした瞬間にラインブレークという悔しい思いをしています。なので、400mであってもPE6号。というのが僕の考えです。
カジキがヒットした瞬間のファーストランは想像を絶します。
昨日のカジキもヒットした瞬間の、ジャンプテイルウォーク、その後のラン。スプールのラインは一瞬に引き出され、本当にラインがなくなる寸前でしたが、これまたこちらもKAMAJYA艇で凄いスピードで魚を追いかけて、この限られたラインキャパで勝負します。アングラーも必死ですが、船頭も必死で操船し、ここを乗り切らないとマーリンキャッチはできません。
良く、普通のトローリング船がヒットの瞬間に全速力GO、船でフッキングするようなことがありますが、スピニングマーリンはPEラインの釣り。そういった操船はやりません。そもそも、ラインの出される長さを最小限にしたいので、GOはやりません。

では、続いてシステムですが。
使用するルアーは、トローリング用のルアーを使用します。ここは、通常のトローリングと全く同じものです。実際、僕が使っているルアーは沖縄県内ではナンバー1の実績を誇る
比嘉みちおルアーです。
トローリングの世界では、最高のルアーです。
このルアーには、360ポンドのリーダーでセッティングされています。この360ポンド、ナイロンの120号ですが、これはカジキのビル(角)でつつかれても、傷こそついても切れない太さです。
これに先ほどのリールのPE6号にショックリーダーとして170ポンドをリールに巻けるだけ、長めにつけています。接続は僕自身はPRノットを使用。もちろんFGノットでもOKですが、キャスティングしないので、単に強度重視でPRノットで接続しています。


続いて、実際のスピニングマーリンを行っているところを想像してみます。
通常のトローリングでは、一隻のボートから5本程度の仕掛けが流されます。アウトリガーというものを使って左右に広げて。
しかし、スピニングマーリンではそこまで沢山の仕掛けを流しません。
いや、もっと正確に言うと、その日のアングラーの人数分しかロッドを出しません。
もしアングラーが二人なら2本、3人なら3本。4人なら4本です。
アングラー1人の時だけ、+1本の2本セットします。
なぜ、アングラーの人数以上のタックルを出さないかというと、カジキがヒットした瞬間に、できるだけ早くカジキを追っかける体制をとりたいのです。ヒットしていない余計なタックルをまず回収することが先決です。この時、ヒットしていないロッドのアングラーは急いで、余計なタックルを片付けます。
もし、アングラーが一人なのに、3本のロッドを出していると、ヒットした瞬間、2本の余計なタックルを回収している間に、ラインを全て出し切られてしまう可能性が非常に高くなります。
なので、スピニングマーリンでは、沢山のロッドを出すことは少ないです。
これまでの経験で、少ないロッドの本数でも十分カジキヒットに持ち込めることが実証できているので、このやり方でOKだと思います。

ヒットした後は、至福の時^^;、悶絶の死闘を楽しんでください。
ファイティングチェアなる、楽をする道具はKAMAJYA艇にはありません。全てスタンディングでの勝負になります。
スピニングのライトタックルで100キロ以上の、巨大なカジキと勝負するということがどれほどの事なのか、これは体験してみないことには説明できませんが、実際悶絶します。

そして、このカジキとのファイトは短い時でも30分程度、長い時には1時間以上にわたって続きます。GTの瞬間的な勝負とはまた違った、持久戦です。ここで、注意したいのはカジキの「デスダイブ」という状態です。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、カジキがファイト中に死んでしまうことです。カジキが死亡する原因は諸説ありますが、リーダーが体に巻いて泳げなくなり死亡するとか、そもそもヒット直後の大暴れで心臓麻痺するとか言われています。
そして、カジキが死んでしまうと浮き袋も潰れ、浮力を失います。そうなると100キロ以上の魚体はどんどん沈んでいきます。普通のトローリングでも、このデスダイブの状態になるとこれを浮かすことは至難の業。ましてや、スピニングマーリンのライトなタックルでは、全く歯が立たなくなります。
これを防ぐ意味でも、スピニングマーリンのカジキとのファイトは短時間で勝負をつける必要があるのです。目安として1時間以内。これが目標です。

こういう様々な難しさもありますが、その結果最高のファイター「ブルーマーリン」に出会えるチャンスは決して夢ではないと思います。
100キロアップの魚を釣ることを想像するのは簡単ですが、実際にスピニングタックルで勝負すると様々な問題点もでてきます。釣り師として100キロを超える魚と勝負するという経験、簡単ではありませんが、後の大物釣り師としての経験として役に立つことは間違いありません。そして、間違いなくアドレナリンが噴き出て、とても面白いです。
 これ以外にも様々なノウハウもありますが、このブログの内容は2017年5月現在の僕TAKEZOOの考えであり、絶対ではありません。来年の自分は違うことを言っている可能性も多々あります。また、カジキ専門の諸先輩から見ると間違っているかもしれませんが、まずは、皆さんに身近なカジキへの挑戦を行っていただきたいとの想いでこのブログを書いてみました。心からお待ちしています(^^)/




スポンサーサイト
  1. 2017/05/16(火) 21:57:31|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
| ホーム | カジキのすすめ>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ulua2.blog81.fc2.com/tb.php/605-963f386d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。